結婚相談所の料金相場は?かかる費用を解説

2022年5月16日
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結婚相談所が気になるものの、「とにかくお金がかかりそう」「料金表を見ても複雑でよくわからない」と迷われている方も多いのではないでしょうか。理想の相手と出会うためとはいえ、よくわからないままお金を払うのは抵抗がありますよね。

そこで、本記事では結婚相談所にかかる費用を、よくある項目ごとにわかりやすくまとめました。それぞれの相場や、結婚相談所選びで失敗しない料金比較のポイントも紹介します。結婚相談所が気になっている方、これから結婚相談所選びをされる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚相談所の料金プランと相場

結婚相談所にかかる費用としてよくあるのは「入会金・登録料」「初期費用・サポート料」「月会費」「お見合い料金」「成婚料」「オプション料」の6つです。耳慣れない項目もあり、「一体何のための費用なの?」と疑問に思う方も多いかもしれませんね。

また、結婚相談所によっては入会金がなかったり、同じ項目なのに金額が大きく違ったりと料金システムが異なるため、「比較が難しい」と感じる方もいるでしょう。そこで、それぞれの費用の意味合いや、料金を比較する際の注意点をわかりやすく解説します。

入会金・登録料

「入会金」は結婚相談所に入会するための費用です。また、結婚相談所のデータベースに会員情報を登録するための費用として、「登録料」がかかります。どちらも必ずかかる費用ではなく、結婚相談所によっては登録料が入会金に含まれていたり、入会金が無料で登録料のみだったりするところもあります。入会金・登録料の相場はあわせて30,000円~100,000円程度です。

入会金無料は注意

「入会金無料=お得」と考えがちですが、一概にお得とは言えないので注意しましょう。なぜなら、入会金を無料にしているところは、サポート料や成婚料、月会費などを高めに設定しているケースが多いからです。また、入会金がないことで入会のハードルが低くなる点も、会員の真剣度に差が出やすいので注意が必要です。

初期費用・サポート料

結婚相談所への入会時、入会金とは別に「初期費用」や「サポート料」がかかることも少なくありません。結婚相談所で活動を始めるためには、プロフィールの登録や写真撮影などさまざまな準備が必要になります。その準備にかかる費用が初期費用です。

また、結婚相談所での活動をサポートしてもらうための費用がサポート料です。結婚相談所によっては、「活動初期費用」や「活動サポート料」などと呼ばれていることもあります。仲人によるこまやかなサポートが期待でき、金額に比例してサポートも手厚くなる傾向があります。初期費用・サポート料の相場はあわせて100,000円前後〜200,000円程度で、結婚相談所によって金額の差が大きい項目のひとつです。

月会費

「月会費」は月々支払いが発生するお金です。ひと月に紹介してもらえるお相手の数や、交際を申し込める人数に関係する費用です。結婚相談所によっていくつかのコースが用意されているのが一般的で、金額に比例して紹介人数、交際申し込み可能人数も多くなります。そのため、安さだけではなく制限人数で選ぶのがポイントです。

また、活動状況に合わせて、途中でコースの変更ができるのかも確認しておくといいでしょう。月会費の相場は5,000円〜30,000円程度です。結婚相談所によっては、活動休止中も月会費がかかる場合があるので注意しましょう。

なかには初期費用と成婚料を高めに設定することで、月会費を不要としている結婚相談所もあります。

お見合い料金

「お見合い料金(お見合い調整料)」は、お相手とお見合いをしたり、仲人に日時や場所をセッティングしてもらったりすることでかかる費用です。1回ごとに料金が発生するケースもあれば、一律料金のケースもあります。また、月会費に含まれている場合もあります。相場は5,000円〜10,000円程度です。

サポートの手厚い結婚相談所では、仲人がお見合いごとに事前のアドバイスやフィードバックをしてくれることも。なお、お見合い料金は相談所に支払うお金なので、当日の食事代やカフェ代などは別途負担することになります。

成婚料

「成婚料」は、結婚相談所を通して知り合ったお相手と成婚した場合に発生します。カップル1組あたりの金額ではなく、会員ひとりに対して発生するのが一般的です。

婚約が成立したら成婚と考えがちですが、成婚の定義は各結婚相談所によって異なるので注意が必要です。たとえば、「真剣交際=成婚」のところもあれば、「婚約=成婚」のところもあるので事前によく確認しておきましょう。

成婚料の相場は50,000円~300,000円程度です。なかには、その他の費用を高めに設定する、サービスを簡易的にするなどして成婚料を無料にしている結婚相談所もあります。

その他のオプション

上記で紹介した項目とは別に、結婚相談所ではさまざまなサービスをオプション料金で提供しているのが一般的です。たとえば、以下のようなサービスを受ける際にオプション料金がかかる場合があります。

・会員限定のパーティやセミナーに参加する

・ファッション指導やヘアメイクをしてもらう

・お見合いに同伴してもらう

・システム内でプロフィールを目立たせてもらう

なお、同じようなサービスであっても、基本料金内で受けられるかオプション料金になるかは結婚相談所によって異なります。料金比較をする際は、自分が必要とするサービスが基本料金内なのか、それともオプション料金なのかを調べたうえで、実際にいくらかかるのかをチェックするといいでしょう。

男女差・年齢差はある?

「婚活は女性のほうがお得」というイメージが強い方もいるでしょう。実際、婚活アプリや婚活パーティーにかかる費用は、女性のほうが圧倒的に安いケースも珍しくありません。しかし、結婚相談所にかかる費用は、基本的に男女共通と考えていいでしょう。

ただし、例外として、年齢による割引や特別コースを用意している結婚相談所もあります。

女性無料の結婚相談所は注意

「女性無料」を謳っている結婚相談所には注意が必要です。婚活サイトや婚活アプリであれば、女性会員を呼び込む手段として「女性無料」にすることもあるでしょう。しかし、結婚相談所にとって女性を無料にするメリットはありません。むしろ、ハイスペック男性を紹介している結婚相談所では、女性の利用料が高いこともあるくらいです。

一部のサービスは無料で利用できたとしても、入会から成婚退会するまでまったく費用が発生しないことは考えにくいです。どこまでが無料で受けられるサービスなのかを必ず確認しておきましょう。

「20代割」を用意している結婚相談所もある

結婚相談所によっては20代に向けた割引や特別プランを用意しています。結婚相談所を利用する男女の平均年齢は30代〜40代といわれており、20代の利用者はやや少ない傾向があります。20代のうちは収入も低い傾向があるため、結婚相談所の費用を捻出するのが難しい側面もあるでしょう。

「20代割」があれば、20代のお財布にも優しく結婚相談所が利用できます。女性のみに割引が適用される場合もあれば、20代であれば男女問わず割引が適用される場合もあるので、自分が該当するかチェックしてみるといいでしょう。

また、他社から乗り換える場合に適用される「乗り換え割引」や、シングルマザーやシングルファザーを応援する「シングルマザー割引」「再婚割引」などを用意している結婚相談所もあります。

料金比較するときの注意・確認事項

結婚相談所によって料金システムが異なるため、「どう比べたらいいのかわからない」「結局どの結婚相談所がお得なの?」と疑問に感じる方もいるかもしれませんね。結婚相談所選びで失敗しないためには、以下の3点を必ず確認しておきましょう。

・クーリングオフや中途解約ができるか

・基本料金内で受けられるサービスの内容

・追加で発生する可能性がある料金

それぞれの項目について詳しく解説します。

クーリングオフや中途解約、返金

結婚相談所と結んだ契約は、「クーリングオフ制度」の対象です。そのため、契約の書面を交わしてから、原則として8日以内であれば契約の取り消しを申し出ることができます。ただし、クーリングオフを利用できるのは「サービス提供期間が2ヶ月以上、かつ利用料金が5万円を超えるもの」とされているので注意しましょう。

「ちょっと活動をお休みしたい」と思った場合に、休会できるかも要チェックです。休会中に費用が発生しないかも確認しておきましょう。また、途中で解約する場合、返金はあるのか、解約料はいくらかかるのかも大事なポイント。さらに、クーリングオフや中途解約について、契約前にきちんと説明されるかも判断基準のひとつです。

基本料金で受けられるサービスの内容

基本料金で受けられるサービスの内容は、結婚相談所によって異なります。たとえば、ある結婚相談所ではデート前のアドバイスが無料で受けられても、別の結婚相談所ではオプション料金になる、といった違いがあります。基本料金だけで安いと判断して入会すると、あとからオプション料金がかかって予想より高くついてしまった、なんてことになりかねません。

どこまで基本料金で受けられるサービスなのかを、必ず事前に確認しておきましょう。自分が必要としているサービスがオプションになる場合は、その料金も含めた額で比較するのがポイントです。

追加で発生する料金

結婚相談所の利用にあたっては、入会時にかかる費用や月会費のほかに、お見合い料金や成婚料などの追加料金が発生する可能性があります。そのため、入会金や月会費の金額だけで結婚相談所を決めるのは危険です。初期費用を抑える代わりに、追加で発生する料金を高めに設定している結婚相談所もあります。

料金を比較する際は、「成婚退会するまでにかかる実際の費用」を調べておくと、入会後の支払い金額にギャップが生じにくいでしょう。

結婚相談所の料金を比較する際はサービス内容も確認を

結婚相談所にかかる費用の項目は、「入会金・登録料」「初期費用・サポート料」「月会費」「お見合い料金」「成婚料」「オプション料」の6つが一般的です。

ただし、結婚相談所によって支払いが発生する項目や金額が異なるため、一概にどこが安いかを比較するのは簡単ではありません。表面的な費用が安くても、必要とするサービスが基本料金内でできなければ、オプション料金を支払う必要が出てくるかもしれません。

結婚相談所を選ぶ際は、「自分が必要とするサービスを受けるために、合計でいくらかかるのか」という視点で比較してみるといいでしょう。

【Q】結婚相談所 女性 いくら?

まず、結婚相談所の利用料は男女で一律であるケースがほとんどです。そのうえで、相場料金の最安値で3ヶ月利用した場合のイメージは以下の通りです。

・入会費・登録料:30,000円

・初期費用・サポート料:100,000円

・月会費:15,000円(5,000円/月×3ヶ月分)

・お見合い料:30,000円(5,000円/回×6回分)※1ヶ月に2回の計算

・成婚料:50,000円

合計:225,000円

【Q】結婚相談所 なんで高い?

結婚相談所がほかの婚活手段と比べて高い理由は大きく2つあります。

まず、専門家のサポートが受けられる点です。婚活アプリやパーティーは出会いの場は提供してくれるものの、その後の進展は本人たちに委ねられています。一方、結婚相談所はお相手の紹介から始まり、デートや交際、結婚に至るまでトータルサポートしてもらえます。

次に、入会審査が厳しく、誰でも入会できるわけではない点です。収入証明書や独身証明書の提出を義務づけるなど、一定以上の基準をクリアした人が揃っています。

【Q】成婚料 結婚相談所 いくら?

成婚料は、結婚相談所によって発生する場合としない場合があります。また、成婚料がかかる結婚相談所でも、「成婚」の定義が異なる場合があるので注意しましょう。真剣交際が始まった時点で成婚とするケースや、お互いの両親に挨拶を済ませた時点で成婚としているケースなどさまざまなので、事前に確認しておくと認識の違いがありません。成婚料の相場は、50,000円〜300,000円とかなり開きがあるので、金額の確認もしておきましょう。

【Q】婚活 月いくら?

婚活サービスは、主に「婚活アプリ」「婚活パーティー」「結婚相談所」の3つです。3つのなかでも、婚活アプリや婚活パーティーは比較的安価な婚活手段といえるでしょう。男女による料金の違いも目立ち、女性の場合は無料もしくは低価格で利用できることも珍しくありません。

月々の料金相場は以下の通りです。

・婚活アプリ:0円~4,000円

・婚活パーティー:0円~6,000円(※1回あたり)

・結婚相談所:5,000円〜20,000円(初期費用・オプション料別)

加えて、それぞれ洋服代や食事代などの費用もかかります。

結婚相談所ノッツェの料金プランコースはこちら

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