女性35歳からの婚活|結婚相談所がおすすめな理由

2022年8月12日
LINEで送る

「35歳を過ぎてから結婚相談所を利用しても、もう遅い?」と焦っている女性もいるでしょう。しかし、一般的に自然な出会いが減ってくる30代後半の婚活だからこそ、出会いのチャンスが多い結婚相談所の利用がおすすめです。この記事では30代の結婚事情をはじめとして、35歳からの女性の婚活が難しくなる理由や、数ある婚活サービスのなかでも特に結婚相談所をおすすめする理由などを詳しく紹介します。

30代の結婚事情

独身女性のなかには、35歳を過ぎたあたりから「いい人と出会えなくなった」と感じている人がいるかもしれません。それは単純に独身男性の数が減っているからでしょう。国立社会保障・人口問題研究所が公表している2020年の「年齢別初婚率」のデータによると、結婚している男性の8割以上、女性の9割以上が30代前半までに結婚していることが、明らかになっています。

つまり、結婚できる要素のある同年代の男性のほとんどは、すでに別の誰かと結婚しているのです。そのため、35歳以上からの婚活はそもそも独身のお相手を見つけることが難しかったり、出会えたとしても離婚歴あり・子持ちなどの訳アリのお相手だったりと厳しい状況になることが予想されるでしょう。

35歳男女の違い

同じ35歳でも、性別によって結婚相談所での活動のしやすさに違いがあります。男性の35歳は婚活市場では若手の部類に入り、社会的・経済的にも安定したイメージからお見合いのお申し込みが多くなる傾向です。

一方で、女性の場合は35歳を過ぎると婚活の難易度があがるといわれています。というのも、男性は自分よりも年下の女性を好む傾向があり、同年代の男性の多くは20代〜30代前半の女性を希望しているからです。また、男性はふたりの女性で迷った場合、年齢がより若いほうの女性を選ぶ傾向があります。

女性の場合は1歳違うだけでお相手からの選ばれやすさが変わってくるため、婚活をはじめるならできるだけ早いタイミングでスタートするといいでしょう。

35歳から女性の結婚が難しくなる理由

35歳から女性の婚活が難しくなる理由には、女性側のマインドと世間一般的なイメージ が関係しています。35歳からの女性の婚活が難しくなる具体的な理由は以下の通りです。

  • 結婚相手に妥協できない
  • 選択肢が狭まる
  • 妊娠・出産できる確率が低くなる
  • 同年代の男性が老けてみえる

結婚相手に妥協できない

「結婚相手に妥協できない!」という気持ちから、理想のお相手を求め続けて婚活が長引いてしまうパターンがあります。この傾向は、恋愛経験が豊富で、特にこれまでハイスペックの男性にモテてきた女性にありがちです。過去にアプローチされた男性や付き合ってきた男性たちと比べてしまい、婚活で出会う男性に物足りなさを感じてしまうのです。「私ならもっと素敵な人に出会えるはず」という心理が働き、条件の良い人に出会えてもなかなか決断できません。

また、結婚を望む一方で今の生活に満足している女性も、心の奥底では「結婚して今の生活を乱されたくない」と感じていたり、「今より幸せになれない結婚なら意味がない」と思っていたりして、結婚に踏み切れないケースもあります。

選択肢が狭まる

35歳になると同年代の男性の多くがすでに結婚しており、必然的にお相手の選択肢が狭まってきます。20代のうちは未婚の同年代が多いため、普通に生活していても出会いに恵まれる機会があったかもしれません。しかし、既婚者の割合が増える30代後半になると、「付き合いたい」「結婚したい」と思える魅力的な男性にはすでにお相手がいる可能性が高くなります。また、35歳からの婚活では自然な出会いや友人や知人の紹介による出会いも減ってくるため、「そもそも独身の男性と知り合う機会がない」というケースも少なくありません。

妊娠・出産できる確率が低くなる

女性は30代以降ゆるやかに妊娠率が低下していき、年齢を重ねるごとに妊娠・出産しにくくなるといわれています。特に、35歳以上の初産は「高齢出産」扱いとなり、出産までにさまざまなリスクが伴うと考えられています。そうした背景から、子どもを望む男性は前提条件として20代〜30代前半の女性を希望しがちです。

とはいえ、近年では40代での妊娠・出産事例も増えてきていますし、そもそも妊娠のしやすさは女性だけの問題ではありません。ただ、依然として妊娠・出産のしやすさは「女性に起因する」というイメージを持つ男性が多いため、35歳以上の女性の選ばれにくさにつながっていると考えられます。

同年代の男性が老けてみえる

同年代の男性が老けてみえるため、「ときめけない!」と感じる女性もいます。歳を重ねても若々しく、さわやかさをキープできる独身男性はごくわずかです。40歳近くなるとおじさん化してしまう男性も多いため、30代後半の女性のなかには「同年代はもう恋愛対象としてみられない」と思ってしまう女性もいるでしょう。

しかしながら、男性は自分よりも年下の女性を求める傾向があります。同世代の男性たちが選ぶのは20代〜30代前半の女性であるケースが多く、35歳以上の女性にはさらに上の世代である40代、50代の男性からお申し込みがあることも少なくありません。結果として希望する年齢層のお相手とマッチできず、婚活が難航してしまうパターンもあります。

35歳以上の女性が婚活を成功させるコツ

一般的に「難しい」とされる35歳以上からの婚活を成功させるためには、次の4つのポイントを押さえることが大切です。

  • 自分から積極的に活動する
  • 男性への希望条件を絞る
  • プロのアドバイスを聞く
  • 婚活する期間を決める

自分から積極的に活動する

35歳以上で婚活を成功させている女性の多くが、自分から積極的に活動しています。年齢がハンデとなって選ばれにくくなる35歳からの婚活では、理想のお相手から選ばれるのを待っているだけでは進展は期待できません。

「女性は待つもの」という意識は一旦捨てて、自分から積極的にお見合いを申し込んでみましょう。お見合いが成立したら、お相手にエスコートしてもらうばかりではなく、自分もお相手が過ごしやすいように気遣う姿勢が大切です。

男性への希望条件を絞る

男性に求める条件は、多くても2〜3つ程度に絞り込みましょう。あれもこれもと条件を増やしすぎると、条件面での理想ばかりが先行して、なかなかお相手と巡り会えない可能性があります。お相手に求める条件が少なければ少ないほど、出会える男性の数は多くなります。まずは男性に求める条件をすべて洗い出して、そのなかから絶対に譲れない条件、妥協してもいい条件を整理してみましょう。

プロのアドバイスを聞く

婚活に対してアドバイスをもらいたいときは、第三者の立場で的確なアドバイスをしてくれるプロに相談しましょう。家族や友人など、いわゆる「身内」からのアドバイスは内容が偏りがちです。「慰めたい」「励ましたい」という善意で優しい言葉をかけてくれるかもしれませんが、的確なダメ出しや助言はあまり期待できません。一方で、客観的な視点を持った婚活のプロであれば、あなたの強みや改善点など、婚活を進めるうえで具体的かつ前向きなアドバイスが期待できます。

婚活する期間を決める

婚活する期間をあらかじめ決めておきましょう。タイムリミットを設けずに活動していると、結婚を決断しきれずにだらだらと活動期間が長引いてしまう恐れがあります。婚活は年齢が上がるほど難しくなるといわれています。婚活を無駄に長引かせないためには、「〇歳までに結婚する」や「1年以内に結婚する」といった目標をたてて、逆算して行動するといいでしょう。

35歳以上の婚活には結婚相談所がおすすめな理由

35歳以上から婚活を始めるなら、結婚相談所の利用がおすすめです。数ある婚活サービスのなかでも結婚相談所をおすすめする理由は次の3つです。

会員の質が高い

多くの結婚相談所では、会員の質を高めるために入会前に一定の審査を設けています。手軽に利用できるマッチングアプリには、遊びやビジネスにつながる出会いを求めていたり、すでに結婚していたりする悪質な会員が混じっている可能性もあります。一方で、結婚相談所は独身であることや収入を証明できる書類の提出を義務づけることによって、男女共に独身かつ身元の保証された方のみが入会できるシステムになっているため安心して利用できます。

プロのサポートがある

結婚相談所に入会すれば、婚活のプロのサポートが受けられます。結婚相談所のサポートは多岐にわたり、希望すればファッションや模擬デートなどお悩みや婚活の段階に合わせて細やかにサポートしてくれることもあります。「結婚」を見据えてブレずにサポートし続けてくれるため、心強い存在になってくれるでしょう。ときには耳の痛いアドバイスがあるかもしれませんが、婚活を成功させるためには素直に受け入れる姿勢が大切です。

効率的に婚活できる

結婚相談所を利用することで、効率的に婚活が可能です。結婚相談所には結婚に対して本気度の高い人が集まっているため、「独身かどうか」「結婚の意思があるのか」をわざわざ確認する必要がありません。お互いに結婚を見据えている前提があるため、結婚するにあたって重要な話もしやすく、結婚までとんとん拍子に進むことも珍しくありません。また、多くの結婚相談所では入会時に「いつまでに結婚したいか」をヒアリングして婚活プランをたててくれるため、迷いなく婚活を進めやすい環境が整っています。

まとめ

一般的に、女性の婚活は35歳を過ぎてから難易度があがります。その理由は、同年代の魅力的な男性の多くはすでに結婚しており、そもそも出会いを見つけることが難しいからです。また、結婚相手に妥協できない女性側のマインドや、35歳以上は妊娠・出産が難しくなるという世間のイメージも関係しています。

35歳から婚活を成功させたいなら、自分から積極的に行動したり、婚活にタイムリミットを設けたりするのが効果的です。結婚相談所を利用すれば、結婚の意思がある独身男性と効率的に出会えるうえ、プロのサポートが受けられます。女性の場合は1歳の違いが明暗をわけることもあるため、1歳でも若いうちから積極的に結婚相談所を利用してみましょう。

【Q】35歳女性の結婚確率は?

国立社会保障・人口問題研究所が公表しているデータによれば、2020年時点の35歳〜39歳の女性の初婚率は9.09%です。初婚率がピークを迎える20代後半の数値が48.58%なので、5歳〜10歳違うだけでおよそ5分の1程度まで初婚率が減少していることがわかります。

また、女性の場合は35歳を過ぎると妊娠・出産にリスクが伴うとされているため、子どもを希望する男性の対象外になりやすい現実があります。女性が35歳からの婚活を成功させるには、効率良く独身かつ結婚の意思のあるお相手と出会える結婚相談所を利用するといいでしょう。

【Q】婚活の成功率は?

三菱UFJ R&Cが実施した消費者調査によると、婚活の成功率はおよそ47%です。そのうちの約21%の女性が婚活サービスを介して知り合った人と結婚、あるいは婚約しており、残りの約26%が婚活サービスとは別に知り合っていることがわかっています。

女性の年代別に詳しく見てみると、年齢が若いほど婚活サービス以外で知り合った人と結婚、または婚約している確率が高いです。一方で、年齢を重ねるほど婚活サービス以外での婚活成功率は低くなっていき、40代前半になると婚活サービス以外の出会いがまったくないという調査結果が出ています。

30代後半の女性に着目すると、婚活サービス以外の出会いは減っているものの、婚活サービスを利用して婚活を成功させた女性の割合は最も高くなっています。したがって、35歳以上の婚活では、婚活サービスを賢く利用することで婚活の成功率を上げられるといえるでしょう。

【Q】結婚相談所に入るべき年齢はある?

「〇歳になったら結婚相談所に入るべき」という基準はありません。真剣に結婚を考えているのであれば、結婚相談所に入会するのに早すぎる、遅すぎるといった心配は不要です。もちろん、35歳からの入会も決して遅すぎることはありません。

ただし、結婚相談所によっては入会に年齢制限を設けている場合があります。また、女性の場合は1歳違うだけで活動のしやすさが変わることもあるため、結婚したいと思ったらタイミングを逃さずに入会することをおすすめします。

結婚相談所によって会員の年齢層が変わることもあるので、結婚相談所選びの際は、会員の年齢別の比率や出会える距離にいる会員の情報を事前にチェックしておくといいでしょう。

LINEで送る

関連記事

Top