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仲人式お見合いの流れは?現代に結婚相談所は不可欠!
ドラマで着物を着て料亭で行っているお見合いの様子を見たことはありませんか?現代のお見合いは当人同士で場所を決めて、カフェやホテルのラウンジで行うカジュアルなものが増えてきました。昔と今のお見合いの違い、お見合いのセッティング方法についてご紹介します。
仲人とは?60年前は仲人式のお見合いが主流
昔、仲人とは縁談から結納、結婚式までを取り仕切る人のことを言っていました。出会いの場に仲人が同席し、会話のきっかけを作るなどして2人の仲をサポートします。結婚後も、円満に過ごせるように、カウンセラーとしての役割を果たしていました。今でも「仲人」という言葉は、結婚式の際に挙式を見届ける人といった意味合いで使われています。
仲人式のお見合いは、自分で理想の相手を探さなくていい分、恋愛に奥手の男女がスムーズに結婚ができるメリットがあります。時代が流れ、人と人との関係が希薄になり、仲人式のお見合いは激減しましたが、今でもお見合いの方法で結婚している夫婦はいます。
結婚には、仲人式のお見合い結婚と恋愛結婚があります。現代では交際期間0日婚のような恋愛期間を設けない新しいスタイルもあります。
恋愛結婚は職場や趣味の場所で知り合い絆を育む方法をいい、お見合い結婚は、第三者の仲人に仲を取り持ってもらう方法で、典型的な結婚相手の探し方だったのです。奥ゆかしい女性が理想とされた高度成長期の1960年代には、恋愛結婚よりも仲人式のお見合い結婚のほうが主流でした
仲人式のお見合いとは?
現在も、個人で仲人をしている人はいます。身内のお世話をする場合はともかく、基本的には謝礼をもらってお世話をしています。金額は相手によりけりですが、相手によっては数万円の報酬が仕事に見合っていることもあるはずです。収入・職業・年齢など結婚相手の理想を聞いて候補を挙げる場合と、お任せにしてもらっておすすめの相手を紹介する場合があります。一般的にはプロフィールと写真を交換した後、ホテルのラウンジや喫茶店でお見合いをセッティングします。
仲人のほうで連絡を取り持つので、出会いに際してプライベートな連絡先を交換してもらうことはありません。初対面のときにも連絡先の交換をしないのがほとんどです。ただし、仲人の方針として最初から連絡先を交換することをお願いするケースもあります。お見合い相手を自分で探す必要がないので効率的に理想の相手を探すことができ、条件さえ整えば1日のうちに複数の相手とお見合いをすることも可能です。もともと複数の人と話して理想の相手を見つけることが予定されているので、1人につき1日に複数のお見合いをセッティングすることもできます。もっとも、お見合いごとに料金が発生する仕組みにするならば、きちんと納得して会ってもらったほうが良いでしょう。
仲人お見合いが発展したのが結婚相談所
現代では、仲人式のお見合いがいわゆる結婚相談所として発展しています。データマッチング型結婚相談所と異なり、マッチングから結婚までのすべてにおいて仲人がサポートするのが仲人型結婚相談所の特徴です。結婚相談所であれば仲人の知り合いの範囲という限定がないので、より多くの人と出会うチャンスがあります。サービスの内容は結婚相談所によってまちまちなので、自分がどんなサービスを提供したいかを考えることが大切です。一般的に、ルールに基づいて効率的に出会いの場をセッティングする点は共通しているでしょう。
あらかじめ結婚相手の条件を伝えてもらっているので、利用者も共通の話題を見つけやすく、心を通い合わせるまでにそれほど時間がかからないかもしれません。また、職場などで出会う場合と異なり男女ともに結婚を前提に会っているので、結婚を前提とした話し合いもしやすいはずです。
結婚相談所がする仲人としてのサポートとは?
結婚相談所を開業した場合、利用者が好きになれる人と出会えるようにセッティングします。年収や学歴といったステータスからはあまり人の内面までは見えてきません。しかし、仲人の目が入ることによって性格面での相性までしっかりチェックできるようになるでしょう。理想の相手がわからない人には仲人として利用者の人となりを見て、男女の組み合わせを考えます。一方、好きな人を自分で見つけたい人には、サイトなどで公開した写真やプロフィールを参考に候補者をリストアップしてもらいます。
逆に、プロフィールを公開しておくと、異性のほうからお声がかかることがあると案内しておいてもいいかもしれません。より魅力的なプロフィール文章を公開しておけば、声をかけられる可能性はそれだけ高まるはずです。結婚相談所のサービスとして、ヒアリングのうえプロフィール文章を作成しても良いでしょう。経験豊富な結婚カウンセラーとなり、利用者の意識していない魅力を引き出してあげられるようにすることが大切です。身近に何でも相談できる人がいれば、利用者が結婚に向けて感じる不安も軽減されるはずです。
結婚相談所のお見合いは、仲人がセッティング
お見合いといえば「堅苦しい雰囲気」「家が絡むので相性が合わないときに断りづらい」というマイナスイメージを持つ人も少なくありません。しかし、恋愛と婚活の多様化によりお見合いの価値が少しずつ見直されてきています。「条件がわかりやすくて結婚に特化した出会いで合理的」と好意的に見る人も増えてきました。婚活者の意識も変わったように、時代の変化に伴いお見合いのスタイルも大きく様変わりしました。
一昔前のように親戚や知人の仲人から相手を紹介してもらうのではなく、結婚相談所に入会した会員に対して、結婚相談所のカウンセラーがお見合いをセッティングするのが一般的です。結婚相談所の検索システムを使えば、仲人を通すよりも手軽にお見合いの申し込みやセッティングが行えます。しかも、結婚相談所同士のネットワークを利用すれば、自分が入会した結婚相談所だけでなく、数万人単位の中から自分にぴったりな相手を探すことも可能です。
お見合いはアプリでセッティングすることも
最近は女性でも仕事が忙しい人が多いため、多くの結婚相談所が自宅のパソコンやスマートフォンから好きな時間にお見合い相手を検索できるシステムを用意しています。Facebookのような会員専用のSNSを作って、そこで会員同士がコミュニケーションをとれるサービスを提供する結婚相談所も少なくありません。現在のお見合いにインターネットは欠かせないツールといってもよいでしょう。
そんな時代の流れを受けて、会員向けアプリのサービスをリリースしている結婚相談所もあります。「いつでも、どこでもお見合いが申し込める」というコンセプトの通り、アプリからお見合い相手を探して、気になる人にお見合いを申し込むことができます。アプリ経由でお見合いの申し込みや日程調整、交際に至ったカップルが成婚するまでのサポートを結婚相談所のカウンセラーが行います。
お見合いまでの流れは?
今どきのお見合いのセッティング事情を理解してもらったところで、ここからはお見合いのセッティング方法を詳しく解説していきます。多くの結婚相談所がお見合いのセッティングを以下の流れで行います。
1.結婚相談所に登録
結婚相談所に入会してプロフィール登録を行うところから始めます。会員に記入してもらったプロフィールが本当に正しいものであるか証明するために、ほとんどの結婚相談所で入会する際に以下の書類の提出が求められます。
・住民票
・独身証明書
・写真付き本人確認証
・資格や学歴の証明書
記入したプロフィールをもとに、会員が希望する相手の条件や結婚観、価値観をじっくりヒヤリングします。その後、入会してから1週間以内にお見合い用のプロフィール写真の撮影を行います。
2.条件にマッチした人を探す
登録したプロフィールとヒヤリングした内容をもとに会員の希望に合う相手を探します。相手を紹介する方法は2種類あり、1つはカウンセラー自身が検索システムの中から条件に合う人を探して紹介する方法です。もう1つは会員の好みに合いそうな結婚相談所主催の婚活パーティを紹介して、そこでカップリングになった人と後日改めてお見合いをセッティングする方法です。その他には会員自身が結婚相談所のマイページから検索して直接探すケースもあります。条件に合う人がなかなか見つからない会員に対してカウンセラーが相手の探し方をアドバイスすることも少なくありません。
3.お見合いの申し込み
紹介した相手を見て会員がお見合いを希望したら、相手の担当カウンセラーに連絡してお見合いの申し込みを行います。相手がお見合いを希望したら、お見合い成立となります。相手が希望しなかったら、お見合いは成立しません。
4.期日・場所を決める
お互いお見合いを希望したら、担当カウンセラー同士でお見合いの場所や日程を調整します。この作業は結婚相談所のカウンセラー同士が行うため、会員同士では行いません。場所と日程の調整が終わったら、会員にお見合い当日の集合場所、日時を連絡します。
5.お見合い
東海地区など一部の地域を除いて、お見合い当日は直接会員同士で会うケースが多く、結婚相談所のカウンセラーが付きそうことはあまりありません。お見合いの場所はホテルのラウンジや結婚相談所内を指定するケースが一般的です。
時代に合っていて需要があるのは結婚相談所
結婚を前提とした出会いの場として、結婚相談所の存在意義はますます高まりつつあります。利用者の身元についてしっかり審査をすることで、利用者の質を高め、ひいては結婚相談所に対する評判を高めることができるはずです。加えて、婚活業界では、お見合い結婚をしたカップルのほうが恋愛結婚をしたカップルより離婚率が低いのは有名な話です。長い目で見た場合、離婚率は重要な指標なので理想に近い相手を探してあげましょう。
お見合いは決して過去のものではなく、時代に応じて変化してきているのです。好きな異性に自ら声をかけられない人たちがいなくならない限り、今後も結婚相談所の需要は続くでしょう。新たに事業を始めることを検討しているならば、結婚相談所を開業してみてはいかがですか。仕事などでどんなにつらい状況になっても、心を許せるパートナーが身近にいるという、結婚したからこそのメリットもいくつかあります。結婚相談所は、多くの人が幸せな家庭を持てるように援助するとても大切な役割を果たしています。
現代のお見合いには結婚相談所が不可欠!
婚活ビジネスでお見合いのセッティングを行う場合は、結婚相談所の利用が一番手軽に行えます。そのため、お見合いのセッティングを行ってみたいと考えている人には、結婚相談所の開業がおすすめです。大手結婚相談所の加盟店として開業すれば、全国のサロンが無料で利用できるケースもあるので、お見合いやカウンセリングを行う場所代などのコストもかかりません。大手結婚相談所の紹介システムや集客システムのノウハウも学べるので、起業するときに一番苦労するといわれる顧客の集客もスムーズに行えます。これまでの結婚生活や婚活経験と、自分の人生経験がそのまま活かせるビジネスなので、業界未経験の主婦が起業して成功するケースも少なくありません。お見合いのセッティングを行ってみたい人は、低コストかつ未経験でも始められる結婚相談所を開業してみてはいかがでしょうか。
仲人 Q&A
今まで自分に合う相手が見つかりませんでした。どんな人が僕に合うのかわかりません。
結婚相談所は、数万人単位の中から自分にぴったりな相手を探すことが可能です。結婚カウンセラーは多くのマッチングカップルを作ってきた経験から、あなたにぴったりなお相手を見つけてくれます。
仲人式お見合いでの結婚は、離婚率が低いの?
恋愛結婚の離婚率は40パーセントに対して、仲人式お見合いの離婚率は10パーセントと、とても低いデータがあります。結婚をしてから、お互いを知っていくことが、愛情を深めることになるのです。